No'Fin'

気づけばジャニーズの”ベテラン”6人組に嵌ってしまった人のブログ

とどめは・・・

 私が今回の記事を書いては消し、消しては書いている間にV6ファンにとって、うれしいお知らせが続々と解禁されましたね!

 20周年だということを噛みしめながら過ごす今日この頃です。

 

 前回の記事で約5年の歳月を掛けて、「V6と言う沼」に膝位まで嵌りましたが、その後も嵌り具合は超スローペース。

keep-onv6.hatenablog.com

  私自身社会人として、仕事でそこそこ責任をともなう立場を任される様になり、TVを観る時間も減っていきました。それでも限られた時間の中、V6の番組は可能な限りチャンネルを合わせていました。
 
 
【特に印象に残っているもの】
・ジャンクフードバトル
 二人一組になって新メニュー開発・販売し売上金を競う。
 それぞれの組み合わせで関係性の違いが面白かった。
 
・V6サーカス
 チャレンジものと言えば、これまでは「少年オカダ」だったけども、
 6人の頑張る姿が見れる。特に健ちゃんの真剣な姿が新鮮だった。
 岡田くんの空中ブランコの件は不覚にも涙した。
 
・「V6と言えば旅!旅と言えばV6!」
 V6の〈旅シリーズ〉には数々の名作が存在し、現在も尚どれを見ても楽しめる。
 
・みのりかわ埋蔵金
   対戦形式にハズレなし!  6人が楽しそうであれば見ているこちらも楽しい!
 
  と、こんな風に回を重ねるごとに6人の魅力に嵌っていったのです。結成10周年を迎えた2005年頃で、沼に浸かったのはウエストあたりでしょうか。
 
「未だその辺かいっ‼︎」と、強烈なツッコミが聴こえてきそうです。
 
 
  私が沼とは言え、ズブズブと嵌らなかった理由として、「音楽と言うカテゴリーでいまいちのめり込めなかった。」と、言うのがあります。
 もちろん、それまでのV6の曲も聴いていたし、「♫だ~りんだ~りん いいJust night~」とか口ずさんだりはしていましたが、ぐっとは来なかったのです。
 
 その理由1
 洋楽を聴き慣れていたので、日本人アーティストは何を聴いても物足りなく感じていた。(親からはよく「このぉ欧米かぶれ!!」と言われていました。)
 
 これが最も大きいかも・・・理由2
 『アイドルの歌詞は“キラキラ”眩し過ぎて、おばちゃんには共感し辛かった』
 
 デビュー当初こそユーロビート調の楽曲が多かったけれども、レギュラー番組「学校へ行こう!」の影響か「応援ソング」的な楽曲が圧倒的に増えたV6。
 一方こちらは、アラサー真っ只中。世の中が綺麗ごとだけでは成り立っていない事を思い知らされている真最中なのです。さわやかに励まされても、「良し!私頑張る!」とは言えなかったのです。「ごめんね・・・おばちゃんは君たちのメッセージを素直に受け入れられない程、心が汚れてしまったよ・・・」と。
 
ですが、2007年に変化が起こります。
 SPの主題歌「way of life」ドラマのエンドロールを初めて観た時に、「これ、V6だよね?」と我が耳を疑ってしまいました。
  今までと少し違うテイストの歌詞。未来に有るのは必ずしも明るいものでは無いかもしれない、けれど“今日を信じて歩いて行く”のです。
 
  そして坂本さんの大サビ!ゾクッとしました。坂本さんの歌唱力が高いのは前々から知っていたけれど、改めて「V6って唄えるグループでもあるんだ。」と思いました。
 
  その後、「蝶」「GUILTY 」等々、“THE 大人にしか唄えない楽曲”を披露してくれる度に私は沼に嵌り続けます。2010年でバスト位まで。
 
  そしてファンのみならず、一般の方々からも物議を醸した2011年からの「Sexy! Honey! Bunny!」「バリバリBUDDY!」「kEEP oN 」の3作。
  ファンの中には、当初は「どうなっちゃうのV6?」と思っていたファンの方々も多かったと記憶していますが、私は寧ろこの3作とも、初聴から「来たなコレ!」と興奮したのです!「kEEP oN 」に至っては、『名作誕生!』とまで思った程です。
 
  そして忘れてはいけない最大のトドメは2011年「セクバニコン」で初披露された『Supernova 』
 
 この曲には二度衝撃を受けました。
 
 先ずライブDVDを観た時。黒のスパンコールがあしらわれた少しラフなスーツを着た男6人がエロティシズムを撒き散らしながら、唄い踊る姿はもうジャニーズアイドルの枠を超えていた。少なくとも私にはそう見えました。
 アラサー・アラフォー男子がポールと絡む姿は「R-18」指定です。
 
 そしてアルバム「Oh!My!Goodness!」初回盤に収録されたミュージックビデオの完成度!外国人の綺麗なおねーちゃん達と絡んで様になるトニセン。負けじとカミセンもおねーちゃん達と絡む。(私は心の中で「カミセンがんばれー!!」と何故か声援を送っていたという・・・。)さらに綿密にねられた構成とカメラワーク。 
 
『もう彼らを単にジャニーズのアイドルグループのくくりに簡単に入れてはいけないな。』直感的にそう思いました。
 
 およそ16年かけてバストあたりまでしか嵌らなかった沼ですが、約2年と言う短い期間にズブズブと嵌る速度を速めて言ったのです。
 
 
 
 ・・・でも、今現在どっぷりとは嵌っていません。“敢えて”嵌らない様にしています!
 沼に嵌るまいと必死にもがいて伸ばした手が水面からのぞいている状態でしょうか。
 好きな対象だからこそ俯瞰的に見れる自分も保っておきたいと思っているからです。まあ、言い方を変えれば「どっぷりと嵌るのが怖い」のです。
 
  と、言いつつ今回の記事は俯瞰の「ふ」の字もないような・・・。
  
 
 
  
 
 

おばさんは気づかぬ内に沼に足を踏みいれていた!

 前回からの続き。前回記事はこちら

keep-onv6.hatenablog.com

 さて、一時期は「アンチジャニーズ」になりそうだった時期をSMAPとの出会いにより、またジャニーズを楽しくTVで拝見するようになった私ですが、SMAPTOKIO・V6・KinKi Kidsどのグループも同じように好きでした。そんな状態が数年続いていたのですが、横並びだった状態から頭一つ抜け出したグループが現れます。

そう、それが「V6」です。

 でも、それが『何時からなのか』とか『何がきっかけなのか』などの具体的な理由が自分でもはっきりとわかりません!

 今思うと徐々に徐々に小さな小さな出来事の積み重ねを繰り返した結果としか言い様がありません。

  これは私の持論ですが、「バラエティやトーク番組はその人の素顔や本音が垣間見れる」です。きっちりとセリフの決まったドラマ等と違い、こういった番組はチョットしたリアクションや表情で、「素」が見えることが多いと思っています。この「素」の部分に触れて、より多くの好感を抱けば、目の前にある底の見えない沼に足入れる事なんか怖くない!無意識に一歩一歩、歩みを進めていたわけです。

  微かな記憶をなんとか手繰ると、2000年頃かなー、変化があったのは。カウントダウンや運動会などのジャニーズがいっぱい出て来る番組を見ているときに気づきました。私、V6のメンバーを無意識に追いかけてるんですよ。あの6人を見てると何故かほっこりするんです。これは他のグループには感じたことのない気持ちでした。

 でも、この時はまだ沼に踏み入れた足は膝位まで。その後、超スローペースで沼に嵌っていく訳です。

  

  

  

 

ジャニーズに興味を持ったおばさんのはなし

  私はSMAPTOKIO・V6の年長さんたちと同世代。

 今のジャニオタさんたちの親御さんと同じくらいの年齢です。なのでトシちゃんやマッチのデビューをリアルタイムで知っている世代です。あれから35年余り、好き嫌いにかかわらずジャニーズのタレントを目にしない日は無いと言っても過言ではないでしょう。

 私の記憶では、ある一定の時代までは「ジャニーズのくせに・・・」と言う風潮もほぼ無かったような気がします。(運よく私の周りにそういう人が居なかっただけかも)

 私もトシちゃんマッチのデビューから少年隊までは、好意的でした。ちょうど小学生から中学生位の時期でしたので、クラスのお友達と役割を決めて振付を真似してみたり、レコードをダビングしたテープを交換しあったりと、我ながら微笑ましい・・・。

 夢中になることは無かったけども、「今度の新曲かっこよかたねー。」とか普通に会話してました。

 

が、『某グループの出現により、歌番組を観なくなる』と言う事態に陥りました。

 

 私はとにかくこの某グループが苦手でした。苦手意識が行き過ぎて、このグループがTVに出てくると、チャンネルを変えていました。故に、はなっから歌番組を視聴しなくなります。するとそれ以前までは好意的に見ていたグループも自然に目に入らなくなります。そうこうしているうちに歌番組自体が無くなっていき、私の人生からアイドルが姿を消してしまったのです。これが高校~短大時代。

 

 社会人になって私はアイドルとは全く違うジャンルの音楽に目覚めてしまいまして、日本の音楽はほとんど聴かなくなっていました。もともとドラマもあまり見る方では無く、ニュースやバラエティー番組を何となく観る程度でした。

 

 そしてカラフルな学生服を着た6人組に出会います。

 

 6人で唄い踊り、ゲームやコントに全力で取り組む彼らはとても輝いて見えました。「この楽しそうな男の子たちは何者?えっ?!ジャニーズ?!SMAP?!」

そう、これが私とジャニーズの“セカンド・コンタクト”

彼らが私の苦手意識を払拭させたのです。

 SMAPが冠番組を持ち始める頃になると、後続のジャニーズグループもバラエティ番組に続々出演するようになってきます。TOKIO・V6・KinKi Kids・・・

 これまでの苦手意識が嘘のように、楽しく番組を観ていました。何だろう、芸人さんでは無い彼らが芸人さんとは違うリアクションをとったり、ちょっとだけ垣間見れる素の表情が新鮮だったのかもしれません。

 しかし、バラエティ番組を観るようになったものの、私が沼に嵌るのはもう少し先の話になるのです。

                               つづく